とある整体師の戯言日記

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湘南ベルマーレが2017年度もチョウ・キジェ監督を続投する事を発表

time 2016/10/24

湘南ベルマーレが2017年度もチョウ・キジェ監督を続投する事を発表

湘南ベルマーレは2016年11月21日に、2017年度も曺 貴裁(チョウ・キジェ)監督が続投する事を公式に発表しました。

2016年10月22日のリーグ戦の結果により、J1に所属している湘南ベルマーレの2016年度シーズンのJ2降格が決定しており、その責任をとる形で、湘南ベルマーレの曺 貴裁(チョウ・キジェ)監督が辞任を申し出ていましたが、湘南ベルマーレ側は過去5年間の実績を価して続投のオファーを出していました。

チョウ・キジェ監督といえば、2012年に湘南ベルマーレの監督に就任してから2016年度までの5年間の間に、湘南ベルマーレで2度のJ1昇格と2度のJ2降格を経験した方です。

この成績だけを聞くと評価が難しいような気もしますが、湘南ベルマーレは元々チームの人件費がJ2でも平均値ぐらいの経営規模のチームです。

お金が全てではありませんが、人件費が多ければ多いほど優秀な選手を集めやすい訳ですから、やはりサッカーのチームはお金持ちであればあるほど強い傾向があります。

そういった中でJ2の平均の人件費のチームが、2度もJ1昇格を成し遂げた事はすごい事なんですね。

そこでこのページでは、チョウ・キジェ監督の戦術や特徴についてと、2012年から2016年までの5年間を簡単に振り返ってみたいと思います。

Jリーグに興味のある人は是非参考にして下さいね。
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曺 貴裁(チョウ・キジェ)監督の戦術や特徴、スタイル

チョウ・キジェ監督の戦術の特徴は、選手全員の高い運動量を前提に、前からのプレスを徹底させて行い、高い位置や中盤でボールを奪い、そのままの勢いでカウンターを仕掛けるという非常に攻撃的な戦術です。

チーム全員が前がかりにプレーする事から、奪ってからのカウンターではディフェンダーの選手も相手ゴール前に顔を出す事もあり、3人、4人、5人と多数の人間が相手ゴールになだれ込むカウンターの姿は見ていて非常に気持ちの良い印象を持っています。

その反面、常に前がかりになっている事から、前線や中盤でのプレスがはまらなかったり相手チームにうまく突破されてしまうと、味方のディフェンスラインの裏の広いスペースを相手チームに有効に使われてしまい、失点をしやすいという脆さももっている戦術でもあります。

一般的にはサッカーというスポーツは相手チームが格上のチームの場合、自分のチームのディフェンスラインを後ろに下げて守備を重視する傾向がありますが、チョウ・キジェ監督のスタイルは相手が格上であろうと前がかりのプレスを徹底させる事を重視しました。

こういった事が良い事なのか?悪い事なのかは分かりませんし、評価は人によって分かれると思います。

しかし、こういった事を続けた事によって、湘南ベルマーレと言えば「運動量と前線からの鬼プレス」という湘南スタイルを確立した事も事実でしょう。

逆に言えば、「相手の戦術やその時の状況によって柔軟に戦術を変更できない監督」という見方をされる人もおられます。

このように、非常に評価の難しい監督の一人ではありますが、人件費がJ2の平均値のチームを2度もJ1昇格に導いた「結果」を見る限り、私の評価は個人的に高い監督でもあります。(単純に見ていて楽しいサッカーでもありますし)

チョウ・キジェ監督の湘南ベルマーレでの5年間

ここからはチョウ・キジェ監督が湘南ベルマーレを率いた5年間を、簡単ではありますが総括していきたいと思います。

最初に言い訳しておきますが、私は湘南ベルマーレのサポーターではありませんので、もしかしたらおかしな事を書いてしまうかも知れませんが、あくまでも他のサポーターが外から見た印象という事で勘弁して下さいね。(ちなみに私はガンバ大阪サポーターです)

もちろん、明らかにおかしな点がある場合は遠慮なく指摘していただけるとありがたいです。

2012年度シーズン(J2)

2011年度まで湘南ベルマーレを率いていた反町 康治(そりまちやすはる)監督に代わり、前年まではコーチだったチョウ・キジェ監督が初のトップチームの監督として就任したのは2012年です。

前任の反町監督はアルビレックス新潟をJ2からJ1に昇格させ、更にJ1に定着させた実績があり、更に2009年には湘南ベルマーレもJ1昇格させた人物でもあります。

そういった名将が去った後であり、尚且つ前年の2011年度はJ2でも14位の中位に沈んでいた事で、当初チョウ・キジェ監督が率いる湘南ベルマーレに期待していた人は少なかったと思います。(私自身も当分は湘南ベルマーレがJ1に昇格する事はないと考えていました)

しかし、その下馬評をひっくり返し、チョウ・キジェ監督が率いる湘南ベルマーレは監督就任初年度に自動昇格権が与えられる2位に入る事に成功し、見事にJ1昇格を成し遂げました。

2012年当初はチョウ・キジェ監督に期待はしていませんでしたが、終わってみれば前任者の反町監督が目指していた前線からのプレスと高速カウンターを、チョウ監督は更に進化させ他のJチームにはない個性的な戦術に昇華させた年だと思います。

2013年度シーズン(J1)

2013年度はJ1でのスタートとなった湘南ベルマーレですが、元々の人件費がJ2でも平均値という現状はなかなか好転せず、J1に上がった2013年度シーズンの開幕時にはユニフォームの胸スポンサーがついていないという状況でのスタートになってしまいました。

当時のニュースで、お笑い芸人のオードリーの春日さんの持ちネタである「春日のここ、空いていますよ」というネタを使って、ゴールパフォーマンスで「ここ空いていますよ」と胸を指す仕草が話題になったほどです。

他のチームのサポーターがこうやって覚えているぐらいですし、その後に胸スポンサーも見つかりましたので、このアイディアは素晴らしいと思いますが、当時この出来事を見て何だか変な寂しさを感じたのを覚えています。

当然、財政的に厳しかった湘南ベルマーレは十分な補強を行う事が出来ず、このシーズンは非常に苦しい戦いを強いられました。

しかも、チョウ・キジェ監督は相手が格上であろうとも戦術を一切妥協せずに前線からのプレスを徹底しましたので、その弊害でやはり失点が多くなかなか安定しないシーズンとなってしまいましたね。

結局2013年度はJ1に残留する事は出来ず、1年でのJ2降格となってしまいました。

しかし、結果は伴わなくとも湘南ベルマーレはチョウ・キジェ監督の手腕を評価し、早い段階で続投する事を発表した事は良く覚えています。

2014年度シーズン(J2)

2013年度のJ1では、お世辞にもチョウ・キジェ監督率いる湘南ベルマーレのサッカーが通用していたとは思えませんでしたが、2014年以降も湘南ベルマーレは戦術を変えずに、前線からの鬼プレスと高速カウンターを徹底した戦術を貫きました。

その結果、2014年度シーズンは圧倒的な強さでJ2リーグを駆け抜け、歴代最速でJ1昇格を決定させてJ2を優勝しました。

結果が出なくても継続した事によって、2012年度のJ2での成績以上の結果を出した訳ですね。

2015年度シーズン(J1)

2015年度も前回のJ1で戦った時と同じく、前線からの鬼プレスと高速カウンターでチョウ・キジェ監督率いる湘南ベルマーレは戦いました。

その結果、この年はJ1の格上のチームとも互角に戦い、最終成績を8位で終える事に成功しました。

2013年度のJ1では通用しなかった戦術ですが、このシーズンはチョウ・キジェ監督の戦術の集大成が結果として現れた年だと思います。

人件費の少ないチームが戦術を徹底させて、若い選手を成長させる事によってJ1でも通用するチームを作る。そういった事の証明になった年でもあり、結果が出なくても継続する事の重要性が分かった事例でもあると思います。

2016年度シーズン(J1)

2015年度の躍進によって、チョウ・キジェ監督の評価はかなり高まり、その結果2015年度のシーズンオフにはアルビレックス新潟や京都サンガFCからのオファーがあったと報道されていました。

実際に当初はチョウ監督も他のチームのオファーを受け入れる予定だったようですが、2016年度も湘南ベルマーレに残り指揮を続けました。

しかし、2015年度シーズンの主力だった選手の大半が引き抜かれた影響により、2016年はかなり厳しい戦いを強いられ、10月22日の大宮戦に負けた事によってJ2降格が決定しました。

特に日本代表にも選ばれた遠藤 航(えんどうわたる)選手、永木 亮太(ながきりょうた)選手やGKの秋元 陽太(あきもとようた)選手のように、センターラインに位置する主力メンバーがごっそり抜けたダメージは計り知れなかったですね。

こういった出来事に関しては、クラブの規模的に仕方のない部分もあり、チョウ・キジェ監督にその責任をなすりつける事は少し可愛そうな事だったと思います。

湘南ベルマーレのサポーターもそういった背景を当然私よりも理解している事から、J2への降格が決まった後にもブーイングをせずに拍手で選手を迎えていたシーンは見ていて感動しました。

非常に失礼な言い方になってしまうかもしれませんが、2016年度は厳しい戦力で良く戦ったと思います。

まとめ

チョウ・キジェ監督の特徴や湘南ベルマーレでの5年間に関して簡単に総括してみました。

ここで簡単にまとめさせていただきますが、チョウ・キジェ監督の戦術は非常に個性的ではありますが、2度のJ1昇格や2015年度のJ1での結果を見る限り、戦力が充実していればJ1でも通用する可能性は高いんですね。

また、当初は退任する意向だったチョウ・キジェ監督でしたが、2016年度は皮肉な事にJ2降格が決定してから湘南ベルマーレは右肩上がりで調子を上げており、現時点(2016年11月20日時点)で全てのリーグ戦の日程は終了していますが、天皇杯はベスト8に進出しています。

おそらくですが、最後の最後にチームの成長を実感する事が出来た事によってモチベーションが上がったんだと思います。

J2降格が決定してからの湘南ベルマーレは非常に良いサッカーを展開していますので、監督が変わらないのであれば、2017年度のJ2で怖い存在になるのではないでしょうか?

いずれにしても湘南ベルマーレという個性的なスタイルを持っているチームは、Jリーグにとっては宝物だと思いますので、そういったチームの方向性が継続してもらえる事に少し安心しました。

みなさんも2017年以降の湘南ベルマーレに注目して見て下さいね。

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サッカー大好き!特にJリーグのガンバ大阪をこよなく愛し、漫画もアニメも大好きなオタクです。職業上は健康に関しての知識も深いので、みなさんのお役に立てる情報を発信していきますのでよろしくお願いします! [詳細]



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