とある整体師の戯言日記

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Jリーグが外国人枠「3+2」から「5」に拡大。その狙いとは?

time 2016/09/07

Jリーグが外国人枠「3+2」から「5」に拡大。その狙いとは?

2016年10月4日のJリーグ実行委員会で、2017年度にJリーグの外国人枠を現行の「3+2」から「5」に拡大する事が発表されました。

2016年までのJリーグの外国人枠は1チーム3人+アジア枠1の計4人。他にも20歳以下のC契約選手2人やアジア提携枠など細かい枠はありますが、ほとんどのチームは1チーム外国籍枠3人+アジアの国籍を持っている外国人1人の計4人でチーム運営を行っている印象があります。

それを2017年度からはアジア枠やC契約などの年齢制限関係なく「5」に変更した事になります。

ちなみにこの外国人枠の「5」という数字は、チームが外国籍選手を保有してよい数字であり、試合に出場する枠は2016年同様に3+アジア枠1になるようです。

(出場する外国人枠に関しては、今後のアジアサッカー連盟の会議次第で増える可能性もあります)

そこでこのページではJリーグが外国人枠を「5」に拡大した時のメリットとデメリット、そして外国人枠の拡大後の狙いについて説明していきたいと思います。

Jリーグに興味のある人は是非参考にして下さいね。
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外国籍枠が拡大する事によるメリットとデメリット

外国籍枠が拡大する事によってまず一番に考えられるメリットは、資金力のあるチームはより多くの優秀な外国人選手を獲得できるようになり、結果的にJリーグ全体のレベルアップに繋がるという部分でしょう。Jリーグ全体のレベルが上がれば当然日本人選手のレベルアップにも繋がり、その結果日本のサッカーの底上げに繋がります。

極端な話をすれば優秀な外国籍選手を5人獲得して、その中で常に調子の良い選手を使うような贅沢な事も制度上は可能になった訳です。

また、今までは優秀な選手であっても、新たな外国籍選手を獲得するために泣く泣く契約を解除するような事もありましたが、外国籍枠が「5」になる事によってそういった事態も少なくなり、チーム力の底上げに繋がるでしょう。

外国籍枠が拡大する事によるデメリットも当然存在します。Jリーグでプレーする外国人が増えるという事は、必然的にJリーグでプレーする日本人の数が減るという事にもなります。その結果、将来有望な若い選手の成長が遅れてしまい、日本人のサッカーのレベルが落ちるのでは?と考えられています。

このデメリットに関しては正直に言って何とも言えません。ヨーロッパのドイツのリーグは事実上外国籍枠は存在しません。そのため多くのドイツ人以外の外国籍を持っている人間がプレーしていますが、ドイツが弱くなった、もしくはドイツ人の育成が失敗している印象は全くありません。

近年の状況を見ていると外国籍枠を拡大したリーグは成長し、外国籍枠を縮小したリーグは伸び悩んでいる印象がありますので、全体的な流れとしては外国籍枠の拡大という考え方は悪くないんじゃないでしょうか?

Jリーグの外国籍枠拡大の狙いは東南アジアか?

Jリーグが外国籍枠を拡大を考えていると聞くと、どうしても南米の選手やヨーロッパの選手をイメージしてしまうと思います。しかし、おそらくJリーグが外国籍枠を拡大する本当の狙いは東南アジアでプレーする選手の獲得でしょう。

外国籍枠の拡大を突然Jリーグ実行委員会が発表したのには、間違いなく2017年度からJリーグの放映権を獲得した「DAZN」(ダ・ゾーン)の意向が反映しているはずです。

年間210億円という巨額の契約を行った「DAZN」(ダ・ゾーン)ですが、当初から日本国内だけではその契約に見合った利益を得る事は出来ないと言われていました。実際に「DAZN」(ダ・ゾーン)側の幹部も、「これは投資だ」という趣旨の発言を何度もサッカー雑誌に答えています。

つまり「DAZN」(ダ・ゾーン)の本当の目的は、Jリーグを経由してのアジア市場の開拓にある訳ですね。

例えばタイ人やベトナム人のスタープレイヤーがJリーグでプレーするようになれば、「DAZN」(ダ・ゾーン)はJリーグの放映権を東南アジアに売り込む事が出来ます。更にJリーグ側にとっては東南アジアにJリーグの放映権が売れれば新たなスポンサーを獲得するチャンスにもなります。

東南アジアの選手獲得はJリーグにとって大きなビジネスになる

実際に近年、インドネシア代表のイルファン選手を獲得したヴァンフォーレ甲府にはインドネシアの航空会社がスポンサーになりましたし、ベトナム代表のグエン・コン・フオン選手を獲得した水戸ホーリーホックにもベトナムの会社がスポンサーとなりました。

このように東南アジアの選手をJリーグのチームが獲得する事は非常にメリットが大きく、また東南アジアの選手のレベルも大きく上がっている事から今後は戦力として期待できるようになります。

しかし、実際に東南アジアの選手を獲得する事に関しては、今までは大きいリスクもあったんですね。

外国籍選手というのは、Jリーグのクラブチームにとっては助っ人のような存在です。当然チームに在籍している外国籍選手の能力によってチームの成績が大きく左右されます。

東南アジアの選手のレベルが大幅に上がっていると言っても、現時点で日本人や他の外国籍選手を圧倒出来るような選手はなかなか存在しません。そういった選手を獲得する為に少ない外国人枠を消費する事はチームにとっては非常にリスクが高かったんです。

しかし、2017年度から外国人枠が「5」に拡大した事によって、今まで以上に外国人を獲得する余裕が出来ます。そのため、今後は戦力だけではなくて、ビジネスを考えて東南アジアの選手を獲得するチームを増えるのではないでしょうか?

今後Jリーグが成長し続ける、ヨーロッパのリーグに負けないリーグになる為には、アジア市場を取り込む事は必須条件でしたので、今回の「DAZN」(ダ・ゾーン)との契約は本当にお互いの利害が一致した素晴らしい契約だったと思います。

おそらく今後こういったアジア戦略に関しては、色々なサッカー雑誌でも詳しく取り上げられ飛躍的に話が進んでいくと思います。

私自身もJリーグの大ファンとしてこの話は追いかけていきますので、また何か分かったら情報発信していきたいと思います。
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