とある整体師の戯言日記

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変形性膝関節症、膝に痛みがある人がプールで歩く効果について

time 2016/09/23

変形性膝関節症、膝に痛みがある人がプールで歩く効果について

変形性膝関節症など、膝の痛みで悩みを抱えている人の場合、なかなか症状が改善せずに長引いている人は非常に多いと思います。

そのため、ストレッチや体操などの運動によって症状の改善を試みる人もおられるでしょう。そういった方法論の中にプールの中で歩くと膝に良いといった話を聞いた事はありませんか?

結構有名な話だと思いますので聞いた事がある人も多いと思います。実際に私が知っている人でもプールで歩く事によって膝の痛みが軽減した人を何人か知っています。しかし、中にはプールでの歩行運動で逆に症状が悪化した人も存在します。

そこでこのページでは、変形性膝関節症など膝の痛みを抱えている人が、プールで歩く事によって痛みが改善する理由について説明させていただきます。

どういったメカニズムで症状が改善するかを理解出来ていれば、逆にその運動のリスクや注意点についても理解できると思います。

膝の痛みでお悩みの人の中で、プールでの歩行やウォーキングに興味のある人は是非参考にして下さいね。
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プールで歩くと膝の痛みが軽減する理由

全ての人に共通する話ではありませんが、プールで歩いたりウォーキングをすると、膝の痛みが軽減するという事は実際にあり得ます。ここからは私が考える、プールでの歩行やウォーキングが膝の痛みを改善させる理由について説明させていただきますね。

筋力トレーニングは膝の痛みに逆効果

おそらくですが大勢の人は、プールの中を歩く事で筋力が強化された事によって膝が楽になったと考えていると思います。

しかし私はこういった「筋肉を鍛えれば症状は改善する説」には否定的です。お医者さんや治療家もこういった「筋力を鍛えましょう」と訴える人が非常に多いのですが、もし筋力を鍛えて痛みが改善するのであれば、筋トレすればみんな症状は改善するはずです。ですが実際は改善しませんし、むしろ悪化する人の方が圧倒的に多いでしょう。

冷静に考えてみれば当たり前の話ですが、少し歩いたり動かしたりしただけで膝に痛みを感じている人が、日常生活で膝に加わる以上の負担を筋トレで加えたら、悪化する可能性が高いのは誰にでも分かりますよね?その一方では「負担をできるだけ与えないようにして下さい」とアドバイスするお医者さんは普通に存在します。

筋力を鍛えるには膝に負担をかけなければいけませんが、一方では負担をかけるなと言っているんですね。まあこの時点でむちゃくちゃなアドバイスだなという事がよく分かります。

結論を言えば膝の痛みが長引いている人の場合は、出来るだけ膝に負担を与えてはいけません。そのため、膝に大きな負荷をかける筋力トレーニングもオススメできる方法ではありません。

膝に負担をかけない運動が効果的

筋力の強さが痛みに無関係などと極論を言うつもりはありませんが、膝の痛みにとって無理な筋力トレーニングは逆効果になる可能性が高く、あまりオススメできる方法ではありません。

では何故プールでの歩行やウォーキングが膝の症状を改善する事があるんでしょうか?

実は痛みの発生には関節の組織損傷や変形、筋肉の緊張、炎症の有無、頭の中に作られた痛みの記憶など、様々な要素が複雑に絡み合って発生しています。

その中で最も一般的に知られていない知識が、「頭の中の痛みの記憶」でしょう。聞きなれない人からすれば何だか不思議な事を説明しているように聞こえるかもしれませんが、痛みが長時間に渡って感じ続けると、その情報は頭の中に記憶される事は現代の医学では一般的な常識です。

歩いた時に膝に痛みを感じる状態を何回も続けると、膝の状態が悪くなくても歩いた時に痛みを感じるというものです。もちろん膝自体にも問題は残っているんでしょうけども、こういった「頭の中の痛みの記憶」があると必要以上に痛みを感じやすくなってしまうんですね。

「頭の中の痛みの記憶」を消すには、動いても膝が痛くないという情報を脳に送らなければいけません。つまり簡単に言えば歩くような運動を行っても膝に痛みを感じないようにさせれば良いんですね。

勘の良い人はもう気がついていると思いますが、プールの中での歩行やウォーキングを行うと膝の症状が改善する理由は、おそらくプールの中で歩いた時に膝に痛みが発生しない事から、「頭の中の痛みの記憶」が薄れる事によって発生する現象でしょう。

水の中は浮力の影響で体の重みはかなり軽減されます。そのため歩いても膝にかかる負荷はかなり少なくてすむんですね。

また、痛みなく体を動かす事が出来ればその影響で炎症や筋肉の緊張も改善するはずです。

こういった事からも分かるように、膝が痛い人がもし運動を行うのであれば、とにかく膝に負担をかけずに行える運動であるかどうかが重要になります。

プールでの歩行やウォーキング時の注意点

膝に痛みを抱えている人が、プールの中を歩いたりウォーキングをして症状が改善する理由は、単純な筋トレではなく負担をかけずに歩く事によって、「頭の中の痛みの記憶」が薄れた結果だという事を上記では説明させていただきました。

つまり、プールの中でのウォーキング時で最も気にしなければいけない注意点は、無理をせず痛みを感じない範囲で運動をするという事になります。

如何に痛みを感じずに、負担を膝にかけずに運動をするかが症状の改善には非常に重要になります。水の中というのは浮力のおかげで膝にかかる負荷はかなり少なくてすみますが、負荷がゼロになるという事ではありません。そのため、無理をしすぎてしまうと症状が悪化する可能性もありますので気をつけて下さいね。

また、このページで説明させていただいた「頭の中の痛みの記憶」に関しては、あくまでも人間の痛覚を形成する一つの要素であって、全ての痛みがこの記憶だけで発生しているわけではありません。

膝の組織損傷や変形が強すぎたり、炎症が強すぎる場合は、このページで説明させていただいたプールの歩行でも症状が改善しない場合もあります。

実際に症状が軽減する人も多い有効な方法ではありますが、行ってみて自分に合わないと感じた時はすぐに中止するようにして下さいね。
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