とある整体師の戯言日記

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寝違えは冷やす事(アイシング)が効果的。もし効果がない場合

time 2016/09/01

寝違えは冷やす事(アイシング)が効果的。もし効果がない場合

朝目覚めたら首が痛くて首が動かない。こういった症状の事は寝違えと呼ばれています。

一般的には寝ている時の首の位置や角度による負担で発生すると考えられていますが、中には日中に何もしていないのに、急激に首が痛くなってきて発生する事もあります。「寝違え」という名前ではありますが、必ず寝て朝起きた時に発生する訳ではありませんので気をつけて下さいね。

さて、ご存知の人も多いと思いますが、この寝違えの症状には冷やす行為(アイシング)が症状の改善には非常に効果的です。

首が痛くて動かしにくくなる寝違えの症状に、アイシングが効果的という知識は結構有名ですので実践している人も多いと思いますが、中にはアイシングをしてもなかなか症状が改善しない寝違えの症状も存在します。

そこでこのページでは寝違えにアイシングが効果的な理由と、アイシングをしても改善しない場合の注意点について説明させていただきます。

寝違えの症状に苦しんでいる人は是非参考にして下さいね。
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寝違えの症状にアイシングが効果的な理由

寝違えというのは首周辺に急激な炎症反応が発生して引き起こされます。

炎症は組織の損傷や変形した細胞が化学変化を起こして血中に発生する反応ですので、首の寝違えを起こす場合は首の関節に負担をかけて組織を損傷したという事が考えられます(この場合の組織損傷とはかなりミクロなレベルの話でもあります)

こういった事によって血の中に発生した炎症は、痛みの情報を脳に伝えると同時に近くの神経を興奮させる特徴を持っています。神経が興奮すると、その神経が支配している感覚が過敏になります。簡単に言えば、普段なら大した事のない弱い動きや負担でも痛みを感じやすくなってしまうんです。

寝違えが発生した時に首が動かしにくくなったり、痛みのせいで全く動かせなくなるのはこういった炎症の特徴が関わっているんですね。

痛みの原因でもあり、神経を興奮させる事によって動作に制限をかける炎症は非常に厄介な物質ですが、この炎症が発生する化学変化には高い熱が必要になります。

人の体温が高ければ高いほど炎症が発生しやすくなり、体温が下がれば下がるほど炎症は発生しにくくなるんですね。つまり体温を下げる事によって炎症反応を抑える事が可能な訳です。

寝違えは首周辺に炎症が急激に発生するのが特徴的な疾患です。そのため首を冷やす(アイシング)と炎症反応を抑える事が出来るため、寝違えの症状は改善しやすくなります。

余程の重症例でもない限り、小まめにアイシングをして安静にしていれば、数日で大まかな症状は改善する可能性が高い疾患だと思います。

こういった事からも分かるように、アイシングは寝違えに非常に効果的な方法と言えます。もし寝違えの症状でお困りの場合は是非アイシングをお試し下さいね。

アイシングを行う時間について

ここからは具体的に、首を冷やすにはどういった方法が良いのかを説明させていただきます。

たまに保冷材やアイスパックを首周辺の皮膚に直接つけて冷やしている人がいますが、何事もやりすぎは良くありません。直接皮膚に当てて冷やすと冷やしすぎてしまいますので、必ず薄手のタオルなどに保冷財やアイスパックを包んで使用するように心がけて下さいね。

また冷やす時間に関しての質問をよくいただきますが、冷やす時間は患者さんにお任せします。

教科書的には10分ぐらいが適切と言われていますが、首の寝違えの症状が強い時は炎症反応が強い時です。炎症が強いという事は首は熱を持っていますので長時間冷やしても問題ありません。

本人が冷えすぎて気持ち悪いと感じない限りは、長時間冷やしても大丈夫ですので、冷やす時間に関してはご自分の感覚を信じて下さい。人間の体は正直ですので、冷やして不快感がないのであれば大丈夫です。

症状が軽減してきて、炎症反応が改善されてくると熱も下がってくると思いますので、短時間冷やしただけでも冷えすぎて不快感が出てくると思います。このように冷やしていて不快感が出ないのであれば、炎症が強く体温が高い状態だと思いますので長時間冷やしても問題ありません。

もう一度言いますが、冷やしていて不快感があれば長時間、不快感を感じたらすぐに中止をする。このようにアイシングの時間に関しては、ご自分の感覚が一番参考になりますので覚えておいて下さいね。

アイシングをしてもなかなか改善しない寝違えは、頚椎症や頚椎ヘルニアの可能性あり

先ほども説明させていただいたように、寝違えの原因は急激な炎症反応が関わっているため、首を冷やす事(アイシング)で症状が改善しやすい疾患でもあります。

しかし、中にはアイシングを行ってもほとんど症状が改善しない場合もあるでしょう。

もし小まめにアイシングをして、尚且つ安静にしていて数日で症状の改善が感じられない場合は、もしかしたら頚椎症や頚椎ヘルニアなど首の骨の変形などが関わっている可能性があります。

頚椎症や頚椎ヘルニアなどのように、首の骨や軟骨に変形が発生している場合はその変形部分から常に炎症が発生していますので、他の疾患と比べて炎症反応が治まりにくい状態なんです。

そのため、アイシングをしても普通の寝違えと比べて症状の改善が遅れる傾向があります。

また、頚椎症や頚椎ヘルニアから発生している症状なのであれば、放置していると更に症状を悪化させる可能性があります。症状が重症化すれば、首だけじゃなくて腕や背中にも痛みを発生させる可能性もあるんです。

(もちろん、現時点で既に腕に違和感が発生している人は注意して下さい)

もしアイシングをしても症状がなかなか改善しない寝違えの症状なのであれば、出来るだけ早く信頼できる病院に相談するように心がけて下さいね。

単純な寝違えなのであれば時間が解決してくれる事も多いと思いますが、頚椎症や頚椎ヘルニアの場合は症状が重症化すると本当に厄介な症状を発生させますので、この記事を読んで心当たりがある人は本当に気をつけるようにして下さいね。
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サッカー大好き!特にJリーグのガンバ大阪をこよなく愛し、漫画もアニメも大好きなオタクです。職業上は健康に関しての知識も深いので、みなさんのお役に立てる情報を発信していきますのでよろしくお願いします! [詳細]