とある整体師の戯言日記

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膝が痛くて正座が出来ない人は、お風呂で正座をすると効果的

time 2016/09/12

膝が痛くて正座が出来ない人は、お風呂で正座をすると効果的

正座という動きは日本人にとって非常に馴染みの深い動作の一つです。洗濯物を畳んだりする時や、お葬式、単純に正座の姿勢が落ち着くという方も多く、日本人にとって正座が出来ないという事は意外と不便なものです。

こういった膝が痛くなる事によって、正座が出来なくなって悩んでいる人も世の中には大勢いるのではないでしょうか?

膝の痛みのせいで正座が出来ない場合は、高い確率で膝の軟骨の変形や損傷が大きく関わっています。(半月板の損傷など)

こういった膝の軟骨の変形や半月板の損傷などは、残念ながら元通りに戻る事はないと考えられています。しかしその症状の発生には筋肉の緊張状態、膝周辺の炎症の有無、脳の中の痛みの記憶(中枢性疼痛)などが複雑に絡んで発生しています。

そのため膝の変形や損傷部分が元に戻らなくても、筋肉や炎症や痛みの記憶の問題を解決する事が出来れば、場合によっては症状が改善する事はあり得ます。

膝が痛くて正座が出来ないといった症状に関しては、お風呂の中で正座の練習をすると改善する可能性があります。絶対に効果があると断言できる方法ではありませんが、実際にこういった方法で正座が出来るようになった人は存在します。

そこでこのページではお風呂で正座の練習をする方法が、正座時の痛みの改善に効果的な理由と注意点について説明させていただきますね。

興味のある人は是非参考にして下さい。
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お風呂の中で正座の練習をすると正座の痛みが改善する理由

お風呂で正座をすると、普通に正座をする時の痛みを軽減する事がある。こういったお風呂で行う正座に関しては結構有名な方法ですので実際に行っている人も多いと思います。

ではお風呂の中で正座をすると何故症状が軽減する人がいるんでしょうか?

先ほども軽く触れましたが、痛みの発生には筋肉の緊張や、炎症の有無、脳の中の痛みの記憶などが大きく関わって発生します。

もし膝の痛みが歩いたり日常生活の中でほとんど感じない状態で、正座をした時にだけ感じるのであれば、その痛みは脳の痛みの記憶によって発生している可能性があります。

「脳の中の痛みの記憶」というと何だか聞きなれないフレーズだと思いますが、現代の医学において繰り返された痛みが脳に記憶されるという事はもはや通説となっています。こういった痛みの記憶があると、実際に治っていても痛みを感じる、もしくは通常以上に痛みを感じやすくなってしまうんですね。

こういった「脳の中の痛みの記憶」を消すのに最も適している方法は、「動かしても痛くない」という情報を脳に送る事です。もし正座をした時に痛みが発生するのであれば、正座をしても痛くないと脳に思わせれば良いんですね。

お風呂の中での正座が有効なのには、こういった「脳の中の痛みの記憶」が関わっています。

お風呂の中での正座は「脳の中の痛みの記憶」を消す事につながる

お風呂の中というのは水の浮力がありますので、体の重みの大半を軽減してくれます。つまり正座した時に膝にかかる負担もかなり軽減してくれるんです。また、温める事によって痛みをぼかす効果もあります。こういった理由からお風呂の中での正座は陸上で普通に正座をするよりも痛みが発生しにくい条件が揃っているんですね。

お風呂の中で正座をした時に痛みが発生しないのであれば、脳に「正座をしても痛くない」という情報を送る事が出来ます。そういった事を繰り返せば、脳の中にある「正座をした時の痛みの記憶」を消す事が出来るんですね。脳の中の痛みの記憶は関節にかかる負荷などが繰り返された事によって作られたものですので、逆に関節への負荷が少ない動きを何度も何度も繰り返すと痛みの記憶を消す事に繋がります。

「脳の中の痛みの記憶」が改善すれば、日常生活の中で正座をした時の痛みも軽減する可能性があります。こういったメカニズムがお風呂で正座をすると、正座時の症状が改善する理由となります。

お風呂で正座する時の注意点

ここからはお風呂で正座の練習を行う時の注意点を説明させていただきますね。

先ほども説明させていただいたように、お風呂の中で正座をして症状が改善するメカニズムには「脳の中の痛みの記憶」が密接に関わっています。

そのため、いかに痛みを発生させずに正座が出来るかが重要になります。

お風呂の中というのは、陸上で正座をする時と比べれば膝にかかる負担はかなり少なくて済みます。しかし負担がゼロという訳ではありません。お風呂の中であっても症状が強い人の場合は正座で痛みが発生する事もありますし、角度によっては痛みや違和感を発生させる事もあり得るでしょう。

お風呂の中で正座をする上で最も大切な事は、痛みや違和感を発生させない状況下で正座をする事です。そうしなければ「脳の中の痛みの記憶」を改善する事は出来ません。

そのため、お風呂の中での正座の角度はあなたが痛みや違和感を感じない範囲で行うようにして下さい。痛みや違和感を我慢して無理やり行えば、逆に症状を悪化させる可能性もありますので気をつけて下さいね。

また、このページでは「脳の中の痛みの記憶」に着目した説明をさせていただきましたが、こういった痛みの記憶は症状を発生させる一つの要素であってこれが全てではありません。他にも関節の組織の損傷や変形の度合い、筋肉の緊張、炎症の有無など、多くの要因が複雑に絡み合って痛みは発生しています。

そもそも、正座をする事自体が困難になるほどの組織の損傷や変形、もしくは歩くのもままならないほどの強い炎症が発生している場合は、こういったお風呂の中での正座をしても症状が改善しない事もあり得ます。

多くの患者さんが実際に効果を実感している方法ではありますが、全ての人に当てはまる訳ではない事を認識した上で行うようにして下さいね。
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